オーバーサイズってそもそもいつから流行ったの?

こんにちは、makinaです。

今や、何の違和感もなく当然となった、オーバーサイズの服。

そもそもいつから、流行り始めたのでしょうか?

象徴的だったのが、「前だけイン」のスタイリングと、抜き襟。

2016年には、アパレル店舗で服を試着すると、店員さんから必ず、トップスを前だけインされて、襟の後ろをちょっと開けられるようになっていました。

売られている服がゆるシルエットになっていたから、そのまま着るとダボっとする。

だからこそ、前だけインのスタイリングが生まれたし、襟もピシッとしているとトレンド感がないので、リラックス感を演出するために抜き襟の着こなしが生まれたのです。

ロングカーディガン、ひざ下丈のロングスカート、オーバーサイズのTシャツやアウター。

トレンド不在のファッション界で、オーバーサイズは大きな流行となりました。

上下ピタピタは、着ていて落ち着かない。

気分じゃなくなると、クローゼットは総取っ換えの様相を呈します。

ハイブランドが提案する5年周期のファッショントレンド。

オーバーサイズが大きな流行に育ち始めると、流行を作る側は、次の流行を作らずに、待ちます。

辛抱強くそれで押していけば、効率的に売上を立てられるのです。

次の5年周期のピークは、2023年。

その頃には、また違った形でのクローゼットの総取っ換えが起こっているはずです。