こんにちは、 makinaです。
服が決まって、さて、どのバッグにしようか。
そう考えた時に、意外と難しい色のバッグがあります。
私の場合、それは、ベージュのバッグです。
合いそうなのに、服とイマイチ合わなくて、バッグを替えたり、服を替えたり、調整が必要になってしまう…。
どうしてそうなるのか。
理由の1つ目は、同じベージュでも細かな違いがあるから。
2つ目は、そのベージュの違いを見分ける能力を私たちは鍛えられていないから。
3つ目は、人気色なので世の中にはたくさんのベージュ商品があるから。
だから、ベージュのバッグは、思ったよりも合わせにくいのです。
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ベージュには細かい違いがある
ベージュには、大きく3種類の色味があります。
1つは、黄色寄り。
2つ目は、赤寄り。
3つ目は、グレージュ寄りです。
黄色っぽいベージュは、サンドベージュや、黄土色に近い、カジュアルなベージュ。
赤っぽいベージュは、ピンクベージュに代表される、温かみとニュアンスが同居するようなベージュ。
グレージュは、グレーとベージュの間のようなベージュです。
この系統がばらばらだと、お互いの色がきれいに見えないのです。
だから、「合いそう」と思って合わせても、取り換えたくなってしまう。
これが、大きな原因です。
ベージュの違いを見分けるのは難しい
ベージュに細かな違いがあるのなら、それを見分けて、使い分ければいい。
そう思われるかもしれません。
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でも、ベージュの違いを見分けるのは、難しいのです。
どうしてかというと、私たちは、ベージュの違いを見分ける能力を私たちは鍛えられていないからです。
ピンクなら、違いを見分ける能力を嫌というほど鍛えられています。
リップやチークの色でもそうですし、日によって好みのピンクが変わったりする自分と、長年付き合ってきたりしているわけです。
でも、ベージュは…。
正直言って、ファンデーションのベージュがいまいち合っていなくても、自分でもそこまでわかりません。
ピンクほど、関心がないのです。
ベージュの違いは、まぁどっちでもいい。
日によって嫌いなベージュが出てくるわけでもありません。
だから、ベージュのバッグや服を見て、特に「このベージュは好きじゃない」とかは思いませんし、細かな違いはあまりわかりません。
いつまで経っても、ベージュの違いを見分ける能力は、鍛えられないのです。
買ってみて、組み合わせてみると、なんとなくきれいに見えない…。
その程度にしか感じられないので、「合わせやすいと思って買ったのに、意外と難しいなぁ」ということになるのです。
世の中にはたくさんのベージュ商品がある
見分ける能力が鍛えられていないにもかかわらず、世の中には、ベージュ商品がたくさんあります。
ベージュは、人気色なのです。
ベージュのものを持っていないという人はいないでしょう。
どうしてベージュが人気かというと、素直に「合わせやすいから」なのです。
合わせやすいからベージュがあふれていて、違いを見分けられないから合わせにくい。
もう、何が何だかわかりません。
「ベージュは合わせやすい」という思い込みを外す
では、どうしたら良いのでしょうか。
まず、「ベージュは合わせやすい」という思い込みを外すことです。
「ベージュは合わせやすい」というのは、正しいです。
正しいから、強く思い込んでしまうのです。
私自身、コーディネートの最後にベージュのバッグを合わせる時に、やっぱりやめるということがかなり多いです。
何にでも合う色と言ったら、水色が最強です。
少し色が入っているけど、ピンクほど違いが気にならず、世の中にたくさんあふれてもいないからです。
何にでも合う色ランキングで言うと、ベスト3にベージュは入ってきません。
(ちなみに、3位は同率でシルバー・ブロンズ・デニム、2位は白です。)
ベージュの違いを見分ける能力を鍛える
ベージュは合わせやすいわけではないけれど、おしゃれとしてベージュを使うなら、違いを見分ける能力を鍛えたいところです。
お店で買う時には、手持ちのベージュアイテムを持参して、色を比べる。
そうすると、全く違う色に見えたりします。
ベージュのアイテムを見た時に、「ベージュ」じゃなくて、「サンドベージュ」とか、「これはグレージュだな」とか、そこまで判断する癖をつけると、だいぶ変わってきます。
同じ色味を探すならスーパーで
もし、手持ちのブランドバッグで、色が意外と合わせにくいものがあったら…。
服は、スーパーの衣料品コーナーで探すと、合う色が見つかりやすいです。
イオンのトップバリュの服は、ハイブランドの独特の色と違和感なく合います。
しまむらなどのセレクトショップか、外資系のファストファッションの服も、色味としては合いやすいです。
別のハイブランドや、百貨店ブランドで探すと、ベージュ同士が合わないということが多いはずです。
「この色を気に入ったから買う」
ベージュは、「合わせやすい」という理由ではなく、「この色を気に入ったから買う」という買い方をすると良いと思います。
気に入ったベージュを買って、後からスーパーやセレクトショップで似たベージュのものを買う。
そうすると、お互いの色がきれいに見えるコーディネートが出来上がるはずです。