こんにちは、makinaです。
バッグを筆頭に、靴や、アウターにまで広まった、白アイテム。
雑誌の中だけじゃなく、街中でも、白アイテムを取り入れている人を、よく見かけます。
今までより増えたということは、「汚れやすいから」と敬遠していた人が、買い始めた、ということではないでしょうか。
白は汚れるのに、どうして流行ったのか。
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理由は、2つあると考えています。
1つは、メルカリの台頭。
2つ目が、断捨離の浸透です。
メルカリが汚れ落としのきっかけ
メルカリが牽引する中古市場のおかげで、修理、クリーニング市場も活況です。
売りに出す前に、少しでもきれいにする。
そうすれば、高く売れるからです。
個人も、汚れ落としを、自分でやるようになりました。
専用洗剤を常備する。
ついでに、売らないけど、手持ちの白アイテムも、自分できれいにする。
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自分で試してみてダメだったら、クリーニング店に持って行く。
メンテナンスの流れが、個人の中で確立されたこと。
これが、大きいと思います。
一目惚れした白アイテムを前にした時。
「でも、汚れるしなぁ」と思った時。
「洗剤もあるし、クリーニング店もいつも行ってるし、大丈夫かも」
と、ハードルが下がったことが、考えられます。
断捨離で潔く処分
それに加えて、断捨離精神が、すっかり浸透しました。
シンプルライフも、一部の特別な人だけのものではなくなっています。
どうなったかと言うと、愛着のある物でも、処分する機運が高まったのです。
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特に、今の20代は、愛着のある物を、ナチュラルに捨てるといいます。
白アイテムが汚れて、取れなくなった時、どう思うか。
「買わなければよかった」とか、強い気持ちを抱くことはありません。
こういうスタンスなので、買う時にも、抵抗が少ないのです。
白アイテムを、買って、便利に使う。
自然体です。
たしかに、「やっぱり、捨てられない。もったいない。」という人が、まだまだ多いのも事実。
でも、ずっと持ち続けるデメリットを考えて、乗り越える、という経験を1度でもした人は、清々しさを感じるはずです。
手放す時のハードルが、断捨離の浸透で、低くなりました。
※「断捨離」は、やましたひでこ氏の登録商標です。
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それほど汚さないことに気づいた
自分できれいにする。
手放す。
この2つがしやすくなった、という他に、こんなことも考えられます。
それは、「それほど汚さないことに気づいた」ということ。
「白は汚れる」と、思い込んでいたけど、今日は汚さなかった。
そんな日が、1日、2日と続くと、白アイテムの便利さのほうが勝ってきます。
手が汚れる作業も減ったし、ポテチを箸で食べるとまでは言いませんが、それに近いマインドが広まってきています。
汚れが付く機会が少ない。
それに気づいた人が多いのではないでしょうか。
環境が先に変わる
白は、汚れるから、大きな流行にはならない。
そう思われてきましたが…。
環境のほうが、先に変わり、気持ちがそれに引っ張られた形です。
清潔感と、特別感。
そんな、白の力を、上手に借りていきたいものです。