こんにちは、makinaです。
本屋さんに行くと、たくさんの「教養」「知性」のことばの入った本がありますね。
教養の身につけ方、知性のみがき方。
こういう本の売れ行きがいいってことは、教養を身につけたい、知性をみがきたいと思っている人が多いってことですよね。
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教養の身につけ方がわからない、知性のみがき方がわからない。
そもそも、自分には教養があるんだろうか、知性があるんだろうか。
そう思っている人が多いということだと思います。
最近どんどん増えているので、人工知能とか、働き方の多様化とか、個人の力が問われる時代性なのかもしれません。
ということは、世の中の人は、教養が足りてないと思っているということですよね。
著者や出版社は、教養が足りてないと思ってると思ってるということですよね。
本当にそうでしょうか。
いろんな頭の良さ
教養はあります。知性もあります。
毎日、よりよい判断をしながら、知性をみがきあげていますよね。
失敗したら、次回は修正しますよね。それって、記憶力と学習能力をきたえていることになりますよね。
待ち合わせの時間に間に合ったり、期限を過ぎないように調整できるのも、頭の良さですよね。
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家族の好みを把握して喜ばせたり、周りの人と良好な関係を維持していたら、相手にももちろん感謝しますけど、知性を発揮して、頭をフル回転させている成果です。
生活するうえで、「わたしって頭いい!」って自分で思うこと、ないですか?
節約できたり、ムダを省けたり、効率よくできたり。
信号待ちをひとつ減らせたり、レジの順番が早かったり。
それも頭を使った結果ですから、頭の良さのあらわれです。
ミスしても、真摯に反省して、改善して、謝って、許してもらった。それって頭のいいことです。
気難しい人とうまくつきあってる人も、頭のいい人です。ほめたり、あしらったり、知らないふりしたりしますから。
日々成長
教養や知性は、毎日身についてみがかれています。成長しています。
ニュースを観て、世の中そういうことも起こるんだなぁと思ったり、そんなんじゃダメだと思ったり。
子育ての方針で、これだけは大事に教えたいと思うことがあったら、それはその子の教養の軸になります。
親として、教養を授けることになります。
そういうところでも、知性はみがかれて、発揮されています。
個人的には、おいしいお店を見つけられる人って、頭いいと思います。
料理を作りながら片づけられる人も、頭いいですね。
ちゃんと休みの計画を立てれる人とか。
子どものころから勉強してきて、大人になっても何事も勉強つづき。
こんなに勉強してるんだから、頭良くなってます。
「頭が良くなるにはどうしたらいいか」じゃなくて、「頭いいですね」っていう本も、増えてくれるとうれしいな。