こんにちは、makinaです。
GUが不振と聞いて、驚きました。
というのも、2018年に入ってから、GUで買い物する機会が増えた、と、自分で書いたばっかりだから。
商品ラインナップを増やして、色々なトレンドを拾っていく方針にしたばっかりなのに。
この春夏は、売れ残りが増えて、売れている商品は欠品ばかりなんだとか。
利益が、20%も減少したそうです。
1年足らずで見切りをつけて、以前の方針に戻すそう。
そうなったら、困ります!
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レジの列が2人
早速、GUの店舗に行ってみました。
休日なのに、渋滞していません。
駐車場も空いてるし、何より、レジの列が、2人だけ。
値下げ商品がたくさんあるのに、実際に買う人が少ないようです。
人気の商品は、サイズ切れとか、欠品とかで、買えないんでしょうか。
マイナーな流行アイテムは、それを探している人がそもそもGUには来ない…。
だから、レジに並ぶ人も少なく、売れていないのかもしれません。
以前に逆戻り
決算資料によると、今後はトレンド商品のラインナップを減らし、マストレンド商品に絞り込むそう。
商品を増やしてから中止していた、テレビCMを再開し、同時に、圧倒的な低価格を目指すのだそうです。
CMを中止していたのは、商品数を増やして、ニーズの多様化に応えようとしていたからなんですね。
1つのイメージに固まってしまわないように、CMをやめていたのに…。
これからは、鉄板のトレンド商品に絞って、その商品のCMを流すことになるのでしょう。
それは、以前のGUのイメージそのもの。
元に戻すということです。
時代の流れに逆行…?
でも、トレンドが多様化しているから、それを拾うために、商品数を増やしたはずじゃ…。
大ヒット商品に頼ってしまうと、取りこぼしが大きい。
だから、増やしたんですよね。
そっちの方が、時代の流れに合った戦略だと思うのですが…。
「バラエティに富んだトレンド商品がありますよ」というアナウンスが、まだ伝わっていないだけだと思うんです。
ZARAだって、主要サイズが欠品したら、全部バックヤードに引っ込め、XSとXLだけになったアイテムは客に見せない、売切れても追加生産はしない。
次々と、別の商品を補充することで、「その場で買わなきゃ、次は無い」と思わせる方針で成功してるんです。
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売れ筋商品が欠品するのは、たしかに取りこぼしですが…。
売ってみなければ売れ筋はわからないので、事前に欠品を防ぐのは難しいですよね。
だったら、売れ筋の取りこぼしを防ぐより、マイナーなニーズの取りこぼしを防ぐ方が、現実的だと思うんです。
絞り込んでしまったら、それが狙い通りに売れるとは限らないし…。
マイナーな流行もカバーするほうが、リスクヘッジになるのになぁ。
そもそも、GU側の、ニーズの認識自体が、以前と変わってしまったよう。
以前は、「ニーズが多様化している」という認識でしたが、今回の決算では、「ベーシックな実需寄りのニーズが高まっている」と。
そうかなぁ?
でも、同時に、ユニクロの利益が15%増と聞くと、そうなのかも…とも思えてきます。
無いかもしれない
これからは、GUの商品ラインナップは、大幅に絞り込まれます。
「こんなアイテムが欲しいなぁ」って思ってGUに行っても、私が思っている商品は無いかもしれません。
困りますー。
考え直してください!
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