助けてと言える人

こんにちは、makinaです。

育児をしていると、自分ひとりではいっぱいいっぱいになってしまうことがありますよね。

文字どおり手が足りない。ほんとに育児はマンパワーを必要とします。ひとりでも多くの人にかかわってもらって、助けてもらうことが大事だと、日々痛感しています。

でも、最近、ひとりでがんばりすぎて助けを求められない人が増えていると聞きます。

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仕事もプライベートも自分で選択して自分で乗り越えてきた女性に多いのではないでしょうか。

なんでも自分で決められる自由はありますが、自分だけでは抱えきれないとき、助けてと言えることがとても大事になってくると思います。

「人に迷惑をかけない」

いま、仕事や子育てをしている女性の多くが、子どものころから「人に迷惑をかけない」ということをたたきこまれてきた年代ではないでしょうか。

自由に選択できる幅が広がってきた時代背景もあると思います。

言うことをきいて、人に迷惑をかけないように育った人が、自分の限界をこえてまでがんばってしまっているのだと思います。

でも、いまは明らかにストレス社会。

人に迷惑をかけないことより、ひとりひとりがストレスをコントロールし、負担を減らすことの方を優先すべき時代です。

ビジネスシーンでも、仕事をひとりで抱え込む人は負担が大きく、仕事全体を止めてしまうこともありますよね。

上手にまわりの人に助けを求めて、仕事を分担してもらうことができれば、全体からみてスムーズに事が運びます。

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練習しよう

では、助けてと言えない人はどうしたらいいんでしょうか。

それは、練習です。助けてと言う練習が必要です。まわりの人に助けを求めることも、練習で上達する能力のひとつだと思います。

断られるんじゃないかとか、こんなこともできないのと思われたくないとか、いろいろ抵抗はあると思います。

そうですよね。いやですよね。助けてなんて、言いたくないですよね。

でも、相手の反応や気持ちは、やってみないとわかりません。こっちがあれこれ考えても、変わりません。

思い切って言ってみる。するとあっさり助けてもらえたりします。

そして、言えたら自分を盛大にほめます。助けてと言えることはすごいことなので、ほめまくっていいんです。

助けてもらえたごほうびにケーキを買ってもいいくらいです。

そして、助けてくれた人に感謝します。

こういう経験を積むことが大事です。

練習すると、慣れてきます。

ただ、しばらく助けてと言わない期間がてきてしまうと、また言えない自分に逆戻りしてしまうんですよね。

油断して自分ひとりでがんばってしまわないよう、定期的にメンテナンスする必要があります。

ちゃんと助けてもらっているかな、と常に心がけて、油断しないようにしましょう。

「人に迷惑をかけない」時代から、「助けてと言える」時代へ、上手にシフトしていきたいですね。




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