多くの車が停止線のかなり手前で止まる理由

こんにちは、makinaです。

車を運転していて、最近多く見られるようになった場面。

それが、先頭で信号待ちしている車が、停止線から異様に離れている場面です。

「遠すぎません?」っていうくらい、前が空いています。

そこをちょっと詰めていただけると、次の青信号でもう1台通過できるのですが…。

そう思わずにいられません。

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どうして、ここ数年で、こんなに顕著になってきたのか。

多くの車が、停止線のかなり手前で止まる理由。

それは、まず、車高が高くなってきているから。

運転席が高いと、停止線に近づく時にかなり手前で停止線が見えなくなります。

その時点で止まると、停止線までの距離は空くのです。

それからもう1つは、最近の車は衝突安全装置が付いているから。

ぶつかりそうになったら教えてくれるので、自車の前の長さを体感しないまま運転している人が多いのではないでしょうか。

だから、停止線からどのくらい離れているのか意識しないまま、高めの運転席から見下ろして停止線が見えなくなったあたりで止まる。

そんな車が、本当に、多いのです。

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2メートル以上離れている

赤信号で、先頭で信号待ちしている車を見ると…。

停止線から、かなり離れています。

あの車も。

あっちの車も。

もう1台入れそうなくらい、空いています。

2メートルくらい離れているのは、普通です。

道路の中央の白線(破線)と比べると…。

白線(破線)は、一般道ではどんなに短くても5メートル。

1つの破線半分くらいだとしても、2メートル以上ですから。

破線たった1つ分でも、離れていれば、5メートルなのです。

もっと離れている車も、珍しくないのです。

「遠すぎません?」っていう感じです。

混む時間帯だから、そんなに空けると渋滞になるよー。

そう思ってしまうのです。

車高が高い車が増えたから

どうして、停止線のかなり手前で止まる車がこんなに多いのか…。

考えられる理由が、2つありました。

1つは、車高が高いこと。

ワンボックスカーやミニバンが増え、軽自動車も車高を売りにする車種が登場しています。

ここ10年くらいで、車高が高い車が主流になった感があります。

運転席も高いので、見晴らしが良く、運転しやすいのです。

そうなると、地面までの距離が遠くなります。

停止線に徐々に近づいていくと、かなり手前の段階でもう停止線が視界から消えるのです。

停止線が視界から消えれば、「もう十分近づいた」と錯覚してしまいます。

でも実際は、その時点で止まると、距離が空き過ぎるのです。

安全装置が付いて車の先端までの長さを意識しなくなったから

いや、停止線で止まる時、線自体が見えないのは当然でしょ、運転席からは。

そう思われるかもしれません。

だとしたら次は、自分の車の前の長さを体感している必要が出てきます。

線は見えないけれど、車の先端が線のあたりに来る距離は、このくらい、と。

それが、安全装置が付いていると、車の前の長さを体感するチャンスが減るのです。

人でも自転車でも、ぶつかりそうになったらアラートが鳴るからです。

なるべくアラートが鳴らないように、距離を取る。

そういう運転をするうちに、車の先端までの長さが現にどのくらいなのかは、気にしなくなります。

「アラートが鳴るか鳴らないか」というスタイルの運転になるのです。

車の先端までの長さが厳密にわかっていれば、停止線に近づいて見えなくなっても、先端をピッタリつけることができるのに。

その意識が、薄れてきたように思います。

渋滞の原因になる

交差点での1回の青信号で車を処理しきれないと、渋滞が発生します。

混雑の原因になるのです。

青になった途端、一斉に発進することは現実には不可能です。

先頭の車から、順番に発進するしかありません。

それなのに、先頭の車の前に、もう1台分スペースが空いていたら…。

後ろの車は、発進できるまでかなり待たなければなりません。

本当に前を空けなければいけないのは、2台目以降に並んでいる時です。

その時は、横から合流したい車がいつ現れてもいいように、少し空けておくべきです。

それは、渋滞だとしても必要なこと。

でも、先頭は…。

交差点内に残留している車は、信号には関係なく(ただし危険がないように)抜けられるルールですから、そこまで空ける必要はないのです。

もちろん、逆に停止線を越えてしまうのはいけません。

停止線を越えて止まってしまうと、大型車両が左折して向かいの車線に入ってくる時に、角が当たりそうになってしまうからです。

バスやトレーラーは、とくに大変です。

そうならないように、2車線以上ある場合には右の車線に行くほど停止線が手前に設置されている交差点もあります。

感知式信号機が感知しない

渋滞の他にも、停止線のかなり手前で止まると困ることがあります。

感知式信号機が、感知しないのです。

そういえば、感知式信号機がいつまでたっても青にならない光景を、よく見るようになった…。

そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

停止線まで車が来た時に、センサーでそれを感知して青になるのですが…。

最近は、停止線まで来ない車が多いのです。

だから、いつまでたっても青にならない。

苦肉の策で、地面に目印を描く交差点が、ここ数年で増えました。

うちの近所では、2年前に目印が現れました。

「ここで感知しています(ここまで来て止まってください)」という意味です。

それにもかかわらず、その目印のさらに手前で止まっている車も、まだ数か月に1回は目撃します。

後ろで止まっている運転手が降りて行って声をかけたり、歩行者用押しボタンを押しに行ったりするのです。

わざと離れて止まる人もいる

中には、全く別の理由で停止線から離れて止まる人もいます。

先端までの距離は把握しているけれども、わざと停止線から離れて止まる人です。

それは、見切り発車するためです。

青になる直前から、助走するのです。

そうすれば、青になった瞬間に、スピードに乗れます。

そのために、前を空けておく。

その場合は、車の先端までの距離は把握しているでしょうし、車高も高くないかもしれません。

理由が、全く別。

少数派だと思いますが、そういう人もいます。

渋滞のおかげで衝突事故が減っている

「停止線から離れて止まる車は、昔からいたよ」。

そう思う人もいるかもしれません。

ただ、ここ数年で急増したように感じるのは、私だけではないのではないでしょうか?

その理由はおそらく、最近の車は車高が高く、安全装置が付いているから。

アラートが鳴るか鳴らないかで運転しているうちに、視界から早々に消える停止線にピッタリ合わせることができなくなっているのです。

その分、1回の青信号で処理し切れる台数が減っている…。

渋滞がなかなか解消しないのも、当然です。

でも、じゃあ安全装置がないほうがいいかと言うと、そうではない。

車体感覚が薄れて前を空け過ぎ、多少渋滞するかもしれませんが、安全装置のおかげで衝突事故が減っていると考えれば…。

そういう世の中のほうが良いのです。



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