こんにちは、makinaです。
前向きな姿勢。
ポジティブな考え方。
その威力は、絶大です。
一方で、ポジティブ過ぎることにもデメリットがあることをご存じでしょうか。
常にポジティブでいることの、デメリット。
それは、一番身近な人の元気がなくなるということです。
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常にポジティブな人の一番身近な人の元気がなくなる
一般的に、ポジティブな姿勢は、伝染します。
周りの人まで、ポジティブにします。
当然、周りの人も、元気になります。
ところが、元気になるのは、「周りの人」だけです。
「一番身近な人」は、元気がなくなるのです。
身近な人をポジティブにするのは「ちょうどいい」ポジティブな人だけ
そんなことはない。
自分の知っているポジティブな人は、奥さんも旦那さんもお子さんも、同じようにポジティブだし。
そう思われるかもしれません。
一番身近な人が同じようにポジティブな場合、その人は「ちょうどいい」ポジティブな人です。
おそらく、元々はネガティブだったか、ポジティブでない自分も許せる人のはずです。
ポジティブでない自分が許せないほどポジティブな人は、一番身近な人を疲れさせているはずです。
そして、その周りの人たちはポジティブで、それに気づかないので、本人もまさか一番身近な人が自分のせいで元気をなくしているとは思わないのです。
人は一番身近な人に感応してバランスを取る
では、常にポジティブな人の一番身近な人がネガティブになるのは、どうしてでしょうか。
それは、人間だからです。
人間は、バランスを取るからです。
一番身近なので、その人の状態に感応するからです。
人は、人と関係を結び、感応して、バランスを取ります。
それが良い方向でも、悪い方向でも。
それほど身近でなければ、感応してバランスを取ることはありません。
その「それほど身近でない人」は、その向こうの一番身近な人との関係でバランスを取っているのです。
常にネガティブな人だって、一番身近な人にもっとネガティブな状況が訪れたら、無意識にバランスをとって少しポジティブになるはずです。
常にポジティブな人も、それと同じで、一番身近な人を無意識にネガティブにしているのです。
ネガティブな人が許せない人は要注意
だから、ポジティブ過ぎるのは、良くありません。
ネガティブなんて、理解できない。
ネガティブなんて、意味がわからない。
許せない。
そう思う人は、要注意です。
周囲の人は、伝染して、同じくポジティブになっていくでしょう。
でも、一番身近な人が、心配です。
逆に、不幸のどん底で、ネガティブ思考まっしぐらの人は、案外一番身近な人を元気にしています。
その時はポジティブになれなくても、一番身近な人に「申し訳ない」と思う必要はないのです。
人は、人と関係を結び、その人の状況に感応するもの。
そして、身近であればあるほど、バランスを取るものなのです。