ファッショントレンドのスパンはけっこう長い

こんにちは、makinaです。

毎月次々と発売される、ファッション雑誌。

SNS上でも、日々ファッション情報が更新されています。

新しい情報が、次々と欲しい。

そう思ってしまいがちですが…。

実は、トレンドのスパンは、けっこう長いです。

コロコロと変わるものではありません。

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私のトレンドとの向き合い方

ファッショントレンドを牽引するのは、ハイブランドです。

ハイブランドのコレクションの情報が、外資系のファッション誌に載る。

まずはそこをチェックするところから、私のトレンドとの向き合い方は始まります。

この時、あまり長時間どっぷりと浸かることはありません。

トレンド予測は、早すぎると当たらないのです。

意識的に、最先端の流行と接する時間を短くする。

そうすれば、意外にトレンドが進むスピードは遅いことがわかります。

街行く人を観察

そのうえで、駅前やショッピングセンターなどを行き交う人たちを観察します。

2019年の春はイエローのスカートが街の実感としても流行していました。

2020年には茶色と黒の組み合わせが、街から流行しました。

2019年にブラウンのワントーンが提案されたものの、街の人たちはブラウンのアイテムを1点買い足したにすぎず、それを仕方なく長期的に流行中の「黒」と合わせたコーディネートがあふれたのです。

私自身、新幹線で乗り合わせた左右の人と自分自身が全員茶色と黒のコーディネートだった日があったくらいです。

ハイブランドが積極的に提案したわけではないものでも、「都合がいい」という理由で流行ることがあります。

逆に、ファッション誌でいくら特集が組まれても、街に広まらないトレンドもあります。

トレンドと向き合うには、街行く人を観察することも大事です。

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「もう古い」と思っても次が出て来なければ流行り続ける

ファッショントレンドのスパンがこれだけ長いと、「もう飽きたな」とか「もう古い」と思っても、次の流行が出てこないために前のものが流行り続けるということが多くなります。

売る側としては、まだまだすべての人に行き渡らせたいのです。

そうすれば、売上を立てられるからです。

次に着たい服が出て来なければ、人は何かを着なければなりませんから、その服が消えることはないのです。

トレンドと向き合う時、自分の「飽きた」とか「古い」という気持ちと混同することはできません。

それは、単なるマイブーム。

流行に乗ることは、人間にとって癒しでもありますから、マイブームにばかり偏っていては、人生の満足度は下がってしまいます。

ファッショントレンドのスパンは、けっこう長い。

それを頭に入れておくだけで、人生の満足度を上げることができるのです。

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