仕事は「家庭の範囲で」

こんにちは、makinaです。

独身時代は、思う存分仕事に励んでいたとしても…。

結婚したら、そういうわけにはいかなくなります。

「とにかく仕事に打ち込む」のではなく、「仕事は家庭の範囲で」という心掛けが、大事になるのです。

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結婚すると親は家族ではなくなる

独身の時は、自分の家族は、親ときょうだいです。

ところが、結婚すると、親ときょうだいは家族ではなくなります。

配偶者・パートナーが家族で、自分の親ときょうだいは、親族になります。

独身時代は、親は自分の家族なので、仕事に打ち込んでいても応援してくれていたかもしれません。

「もう少し家族のことも考えてほしい」と思われていたとしても、親だから、わが子にそこまで言わなかったかもしれません。

配偶者と子どもが家族になる

でも、結婚したら、自分の家族は配偶者・パートナーです。

配偶者・パートナーと、子どもです。

それまでと同じ感覚で仕事に打ち込んでいると、家庭を維持するのが難しくなります。

その意識の転換に便利なのが、「仕事は家庭の範囲で」というフレーズなのです。

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「仕事は家庭の範囲で」

意識を転換しないままだと、それまで通りに仕事に邁進してしまいます。

独身の時に仕事に打ち込んでいた人ほど、結婚を機に、ますます仕事に邁進するでしょう。

それを続けていくと、家事と育児が回らなくなります。

どうしてかというと、人手が足りないからです。

家庭に、家事と育児を担う人が3人以上いれば、仕事に邁進しても大丈夫です。

でも、家事と育児を担う人が家庭内に2人以下しかいないなら、誰かが独身時代と同じ仕事のしかたをすると、人手が足りなくて家事と育児が回らなくなります。

家庭を維持できなくなるのです。

独身時代とは違うのですから、「仕事は家庭の範囲で」という意識が必要になるのです。

家族と相談して仕事を調整する

具体的には、「家族と相談して仕事を調整する」ということになります。

「仕事だから」と条件反射的に優先するのではなく、調整する。

家族の予定を知っておく。

そして、仕事を調整する。

これだけで、「仕事は家庭の範囲で」の精神を実践できるのです。

「家族を養うために身を粉にして働いたのに、家庭が立ち行かなくなってしまった」ということにならずに済むのです。

非現実的なようで一番現実的な形

独身時代と同じように仕事に邁進すると家庭が維持できなくなる理由は、人手が足りないからです。

「家庭内に家事と育児を担う人が3人以上いる」というのは、非現実的なようで、一番現実的な選択肢です。

仕事に打ち込みながら、家庭も健やかに維持できている人は、十中八九この形と言っても過言ではありません。

反対に、この形でない場合は、家庭の健やかさを再確認してみるととても価値のある時間を過ごせるはずです。

もちろん、家庭の形は人それぞれ。

仕事に打ち込むかどうかだって、個人の自由です。

ただ、そこまで「家庭はそれぞれだし、ましてや仕事のしかたなんて個人の自由だ!」という強い主張が湧いてくるわけでもないとしたら…。

あなたが無意識に採っている方針は、これと同じかもしれません。

言語化すると、こうなります。

「仕事は、家庭の範囲で。」

パートナーと共有する時にも、言語化しておくと、きっと役に立ちますよ。