こんにちは、makinaです。
女性ファッション誌を見ていると、HERSやエクラなど、50代向け雑誌もとても若い印象を受けます。
のっているアイテムも、流行最先端のデニムだったり、30代のわたしから見てもいいなと思うものばかりです。
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高級品の割合が多いなとは思いますが、あこがれとして、見ていて楽しいです。
読者モデルも、きれいな娘さんと一緒に写っていたり、「子育てが終わってこれからは自分の時間を楽しみたい!」など前向きな言葉がならんでいたり。
すごくあこがれてしまうのは私だけでしょうか。
どんなことに関心があり、どんなことを思っているのか、なかなか身近にいない50代のことを知りたいな、と思います。
ライブと投資
超高齢化の言葉は聞きなれましたが、10年後には、団塊の世代と団塊ジュニア世代の両方が50代以上に入るそうです。(「シニアマーケティングはなぜうまくいかないのか」阪本節郎(日本経済新聞出版社)p6)
どうりで50代向け雑誌が増えるはずです。
時間にもお金にも余裕があって、というところが、子育てに追われる30代にとってはうらやましいところです。
そして、「人生これから」というエンジョイ感もすさまじい。
とくにコンサートやライブに行く人が増えているそうです(p78)。
また、お金に関しては、消費もしますが、投資にも積極的になってきているといいます(p158)。若いですよね。貯蓄ばっかりというイメージでしたが。いまは違います。
とはいえ、50代は、体力面に不安をかかえているのでは?と一般的には思われています。でも、いまの50代からは悲壮感は感じられませんよね。
不安を持っていないわけではないはずなのに。でも、極端にかたよらないバランス感覚を持っているように感じます。
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うれしいほめことばは「センスがいい」
50代へのアンケートで、「若々しい」と並んで支持を集めたほめことばは、「センスがいい」だったそうです(p100)。
そうですよね。年齢を重ねた分の価値観があって、それが自分らしいセンスに表れるんですもんね。そこをほめられるのが何よりうれしいということなんでしょう。
でもこれって、20代も30代も言われてうれしいことばです。
やっぱり、50代の感覚は若者に近づいているということでしょうか。
これから身近に50代の人がいたら、このほめことばを試してみたくなってしまいます。
きっと、それ以上の年代の人たちも、同じように「センスがいい」と言われるのはうれしいんじゃないでしょうか。
ファッションだけじゃなく、ライフスタイル全般が、センスの見せどころですよね。
誰のライブに行くかとか、どの金融商品に投資するかとか。
従来の高齢者のイメージとはほど遠いですね。
HERSやエクラに出てくる50代のようにエンジョイするには、センスを磨いておく必要がありそうです。
50代になれば、少なからず生活リズムが変わって、戸惑うこともありそう。でも、自分のライフスタイルが確立していれば、「楽しみ方がわからない」ということにならないし。
体力面や将来への不安も、ライフスタイルが確立していれば、漠然としたものでなく、具体的な対処のしようのあるものにできますよね。
必要以上に不安になったり、自分に当てはまらないところにまでおびえるのでなく、自分を持っていてそこに集中していける人生のほうが、楽しめそうですね。
今から準備しておかなくちゃ。
将来のために、自分に自信をもてるセンスを身につけたいです。