こんにちは、makinaです。
目上の人や、初対面の人、好印象を残したい相手はたくさんいますよね。
話し言葉ひとつで、印象が変わってしまうから、注意が必要です。
そんなとき、知っておくと便利な敬語が4つあります。
それは、(1)恐れ入ります、(2)おかげさまで、(3)こちらこそ、(4)おっしゃるとおり、です。
これを会話の中にちりばめられるようになると、ぐっと会話がしやすくなります。
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(1)恐れ入ります
これは、とくに目上の人から何かしてもらったり、逆に何かしてほしいときに使います。
「恐れ多い」という意味から来ている言葉です。
接客用語としても定着していますよね。
これを、ふだんの生活で日常的に使えるようになると、かなり便利です。
たとえば、ほめられたとき。
「ありがとうございます」でもいいですが、100%受け入れちゃってる感じになってしまいます。
そこで、「そんなほめことばは恐れ多い」というニュアンスを出すために、「恐れ入ります」と返しましょう。
それから、電話で問い合わせたり、予約したり、なにか相手に手間をかけるようなとき。
「恐れ入りますが」と前置きすると、丁寧な印象になります。
メールや、書き言葉なら、「恐縮です。」や「恐縮ですが、」もアリです。
すこし硬めの印象になります。
(2)おかげさまで
これも、日常生活ですんなり出てくるようになると、便利です。
単に「お元気ですか?」とか、「こないだ言ってたあれ、どうでしたか?」とか、様子を聞かれたときに使えます。
「おかげさまで、」と言っただけで、「元気」とか、「調子いい」とか、「よかった」っていうことを伝えられます。
直接その相手のおかげじゃなくてもいいんです。
世間や、環境や、運や、いろんなものに対して、「おかげさまで」と言うたびに、謙虚になれます。
慣れてくると、「おかげさまで」をつけなきゃ気持ち悪いっていうくらいになってきます。
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(3)こちらこそ
これは敬語っていうか丁寧語って感じでしょうか。
「こないだはありがとうございました」とか、「すみませんでした」って言われたときに便利です。
「こちらこそ」のひとことで、あまり多くを語らずに、会話が成立します。
これを言っている間に、次に言うことを考えたりもできます。
こっちが悪くなくても、「お互い様」のニュアンスを伝えられますしね。
とくに他に言うことがなくても、ぶっきらぼうにならず、丁寧な受け答え、と思ってもらえます。
(4)おっしゃるとおり
これも、相手を尊重している感じを伝えられます。
たとえば、「こないだのあれ、あなたがおっしゃったとおりでした」とかです。
こう言われると、相手は、「やっぱり」とか、「覚えててくれたんだ」とか思ってくれて、好印象です。
会話中でも、「ほんとにそうですね」って言うかわりに、「おっしゃるとおりですね」って言うと、より丁寧になります。
ひとことで済む
こういう敬語は、とにかく実際に言ってみることが大事です。
言うと、慣れますし、すぐ出てくるようになります。
ムリにたくさんしゃべったり、テンション上げたりしなくても、ひとことで伝わります。
だから便利なんですよね。
この4つはどれも、このひとことだけで会話が成立するものばかりです。
友だちとか家族とか、たくさんしゃべってもいい人ばかりじゃないですもんね。
言葉が少なめでも、丁寧な印象になるので、きっと役に立ちますよ。