こんにちは、makinaです。
場の盛り上がりには欠かせない、いじられキャラ。
でも、ここ最近、なぜかいじられキャラの人を見るのがつらくなってきた…。
今まで楽しく見ていたのに、急にどうして…?
それには、理由がありました。
最近急に、いじられキャラの人を見るのがつらくなってきた理由。
それは、時代の変動期だからです。
「正しさ」が揺らいでいるので、今まで何とも思わなかったことに疑問を持つタイミングなのです。
しかも、いじられキャラの場合は、「本人がどう思っているかを周りがわかっていること」が、面白さの大前提。
今は、世の中全体が、「本人がどう思っているかを決めつけるのはやめよう」と思っているので、面白さの大前提が保留になっている状態です。
だから、「見るのがつらい」と思うくらいの方が、変動期の感じ方としては賢明なのです。
1~2年も経てば、時代の変動期も落ち着いてきて、元の状態に戻るはずです。
時代の変動期で面白さの大前提が揺らいでいるから
いじられキャラが成立する条件。
それは、本人がそれを肯定的に捉えていることです。
そして、見る側も、「盛り上がって面白い」と思えるためには、「本人が肯定的に捉えていることを周りがわかっていること」が必要です。
その部分の確信が、「いじられキャラって面白い」と思える必須条件です。
ところが今は、その確信が揺らいでいます。
「本人はどう思っているのだろう?」と、改めて問い直す人が増えているのです。
今は、時代の変動期。
「正しさ」が揺らいでいます。
だから、みんな、思い始めています。
「もしかしたら、本人は嫌なんじゃないか?」
「もうやめたいと思っているんじゃないか?」
そう思い始めると、見る側も、いじられているのを見るのがつらくなるのです。
「本人はどう思っているのか?」と想像することが大事
おそらく、本人は、別に変わっていません。
こちらが思うほど、つらくない可能性の方が高いです。
でも、周りが、「いじられキャラの人を見るのがつらい」と思うようになることは、良いことです。
まず、「本人はどう思っているのか?」と想像することは、時代の変動期には必須です。
拠り所となる正しさが揺らいでいるのですから、自分で考えるしかありません。
そして、「もしかしたら、嫌なのかもしれない」と、消極方向に判断を下すのも、賢明なことです。
リスクを回避することができるからです。
もし、可能性は低いけれど、本人が本当に嫌なのなら、自分も嫌な思いをさせることに加担することになる。
その「知らないうちに自分が加担するリスク」を、避ける必要があるというのが、時代の変動期の特徴なのです。
つまり、言い換えるとこういうことです。
「いじられキャラの人を見るのがつらい」という自分になることで、自分を守り、この変動期に自分を保っているのです。
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時代の変動期を賢く乗り越えようとしている証拠
今までは大丈夫だったのに、急にいじられキャラの人を見るのがつらくなった。
それは、おそらく今だけです。
その人を嫌いになったわけではありません。
それに、この先ずっと、いじられキャラの人が持ち味を活かせないわけでもありません。
1~2年経って、変動期が落ち着いたら、また以前と同じように面白く感じるようになるはずです。
今、いじられている人を見るのがつらいのは、時代の変動期を賢く乗り越えようとしている証拠。
「本人はどう思っているのか?」
「本当は、どう思っているのか?」
それを想像することが、今は何よりも重要。
そのことを、世の中の人が、無意識に痛感しているのです。
この部分に鈍感な人が、この変動期に抱えることになるリスクは、小さくありません。
だから、今はそれでOKです。
今まで面白かったものを、面白く思えなくなったからといって、イヤな気分になる必要はないのです。
来年の今頃には、このモヤモヤにも、晴れ間がのぞいているはずです。