こんにちは、makinaです。
最近人気の、ミニ財布。
2つ折りや3つ折りのコンパクトな財布が、各ブランドからたくさん出ています。
そこで、今回は、軽さでランキングにしてみました。
軽さのポイントとなるのは、金具の少なさと、レザーの薄さです。
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第5位 113グラム グッチの「ズゥミ」レザーカードケース
「カードケース」という表記ですが、小銭入れとお札入れがしっかりあります。
機能的には、2つ折り財布です。
ゴールドチェーンを外した重さは、113グラム。
カードポケットは、6つ。
全てのポケットに1枚ずつ、計6枚カードを入れて、小銭を12枚入れます。
この状態で、お札を何枚入れてもスナップボタンがきちんと閉まるのか。
入れてみました。
お札は、30枚入れても、スナップボタンが留まりました。
厚さは4.5センチになってしまいますが、スナップボタンが開きっぱなしになってしまうことはありません。
ちなみに、ゴールドチェーンは32グラム。
チェーン付きの空の重さは145グラムです。
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第4位 112グラム フェラガモの「コンパクトウォレット」
先ほどのグッチと全く同じ仕様の、フェラガモのミニ財布。
重さも、ほぼ同じ。
1グラム違いです。
ただ、レザーが柔らかめなので、グッチより軽く感じます。
正面についている5つのスタッズが特徴。
グッチと同じように、6か所のカードポケット全てにカードを入れ、小銭をファスナーに12枚入れます。
するとお札は、グッチよりちょっと少なめの、25枚でした。
30枚でも、スナップボタンは閉まるのですが、少し力を加えると、外れます。
軽さは、グッチと同じでも、スナップボタンのホールド力は、グッチより弱い印象です。
第3位 100グラム エルメスの「パッサンコンパクト」
エルメスのミニ財布の中でも、金具がほとんどないのが、パッサンコンパクトです。
金具は、極細のファスナー1つしかありません。
カード入れと小銭入れが、取り外し可能です。
軽さを追求して、カードケースだけ取り外してみます。
すると、重さは、100グラム。
これは、かなり軽い方です。
横幅が14.5センチあるので、ミニ財布にしては面積が少し大きめ。
でも、スナップボタン留めではないので、中身はかなり入ります。
フラップを入れ込むだけです。
本体のポケットに、カードを直に6枚入れ、小銭を小銭入れに12枚入れます。
お札を伸ばして入れられるお札入れは無し。
なので、お札は、本体のメインスペースに、ゆるく2つ折りさせて入れます。
これも、30枚は入ります。
40枚入れても、フラップを入れ込めば、余裕でフタができる。
厚さも、4センチで収まります。
面積が少し大きいからかもしれません。
エルメスの財布は、ファスナーが極細の特注品。
軽さと薄さの理由は、ファスナーにあったのです。
なお、取り外し可能なカード入れは、23グラム。
4枚入ります。
これも足すと、空の重さで123グラムです。
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第2位 69グラム フルラの「バビロンS バイフォールドウォレット」
ここからは、作りも簡潔になってきます。
今回のランキングの中で、小ささでは1位の、フルラ「バビロンS バイフォールドウォレット」。
9.5センチ×8.5センチという、極小サイズです。
軽さは第2位で、69グラムです。
ランキングの中で、唯一、小銭入れが、スナップ開閉の外側に位置しています。
そして、これも唯一ですが、スナップボタンがエラのように可動します。
実際に、中身を入れてみます。
カードは、幅がギリギリで、入れにくいですが…。
8か所あるので、8枚入れます。
小銭は、外側のファスナーに、12枚入れます。
すると、お札は、20枚入りました。
スナップボタンも、留まります。
見た目からして、開き気味ですが、スナップボタンは留まっています。
厚さは、3.1センチになりました。
カード入れがキツキツですが、この小ささでここまでカードとお金が入るのは、貴重です。
やはり、スナップボタンがエラのように可動することと、小銭入れがスナップボタンの外についていることが大きいようです。
第1位 64グラム サマンサタバサの「シンプルガラス」
圧倒的な、軽さ第1位は、サマンサタバサプチチョイスの「シンプルガラス加工レザー」2つ折り財布。
何と、64グラムです。
サマンサタバサプチチョイス「シンプルガラス加工レザー」はこちら
公式サイトの表記には、68グラムとありますが…。
中の緩衝材を取って、実際に重さを量ると、64グラムでした。
これも、金具がほとんどないから。
第2位のフルラは、ロゴが金属製ですし、ファスナーもついていますから、その分少し重いですが…。
サマンサタバサのこちらは、装飾はおろか、ファスナーすらありません。
スナップボタンが、2つだけ。
革も薄く、柔らかめですが、外側だけ、ガラス加工。
軽いのに、しっかりしています。
繊細過ぎる印象は受けません。
では、容量はというと…。
カードポケット5か所全てに1枚ずつ、カードを5枚入れ…。
小銭入れに、小銭を12枚入れます。
その状態で、お札を何枚まで入れてもスナップボタンを留められるか?
結果は、23枚でした。
24枚入れたところ、スナップボタンが外れてしまいました。
でも、ミニ財布で23枚入れば、十分過ぎます。
1万円札を出して、お釣りが千円札で9枚来ても、大丈夫です。
ちなみに、小銭を15枚に増やしたところ、お札は21枚でスナップボタンが外れました。
20枚なら、大丈夫でした。
小銭をこまめにお会計で使うようにすると、お札もたくさん入れられます。
カード5枚、小銭15枚、お札20枚で、厚さは3.1センチ。
レザー自体の薄さが光ります。
長財布はかさばる?
長財布だと、お金はゆったり入りますが、多少かさばります。
重さもありますし。
ロエベの長財布は、シンプルなタイプでも、176グラムありますから…。
軽さで選ぶなら、64グラムのサマンサタバサプチチョイス「シンプルガラス」はすごいです。
3つ折りだとどうなる?
同じサマンサタバサのミニ財布でも、3つ折りのタイプは、114グラム。
これは、小銭入れにがま口の金具があるからです。
面積は小さいのですが、重さはわりとあります。
厚さも、空の状態で2.5センチ。
こちらは、3つ折りということもあり、お札15枚でスナップボタンがギリギリ。
力が加わると外れてしまう、という感じです。
お札も3つ折りに折り目がついてしまうので、好みは分かれるかもしれません。
でも、デザインが気に入ったら、それもアリです。
以上、ミニ財布の軽さランキングでした。
どれか、気になるものはありましたか?
グッチとフェラガモは、構造が全く同じ。
需要に応えているということかもしれません。
フルラは、何だかんだで出番が多いです。
軽さのレベルを、どの辺りにするか。
そこを決めておけば、ぐっと選びやすくなると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。